発達障害の可能性のある児童生徒等に対する
教科指導法研究事業

2.目的・目標

 

本事業では、大学の教員養成段階の学部生、大学院教育学研究科や教職大学院に進学する教員志望の大学院生、大学院教育学研究科に派遣される現職教員に対して、特別支援教育担当教員、教科教育担当教員、教職大学院担当教員が協働して、発達障害の可能性がある児童生徒に対する教科「志導」法に関わるプログラムを実施し、短期間に専門的・実践的な知識・技能を有する人材を養成することを目的とする。

 本学教育学部の学校教育教員養成課程では、各学年140名(平成27年度入学者までは100名)、特別支援教育教員養成課程には各学年20名が、教員を志望して学んでいる。また、大学院には、教職大学院に各学年15名(うち愛媛県からの現職派遣5名)、特別支援教育専攻に各学年11名(特別支援教育コーディネーター専修を含む。うち愛媛県からの現職派遣9名)、教科教育専攻に各学年20名が在籍している。

 上述した学部生・大学院生に対して、卒業・修了までに次項で挙げる科目・実習群を提供し、発達障害の可能性がある児童生徒の特性に応じて、各教科における「志導」を行うための知識・技能を習得させることを目標とする。